今日は空気も生暖かくて、すっかり季節が変わった実感がしているTDC地方です、こんにちは。
どうりで庭の草もボーボーと元気に伸びるはずだよ。
さて、昨日はディオの四肢を見て貰いに、再びお隣の県・松山市の病院へ行ってきました。
この日は東京から整形外科専門の先生が来てくれているとのことで、ディオをこの先生に
診てもらうのが目的。
「また行ってきたー」
診察では、最初に色々と触って確認するとのことで、ディオを20分くらい?先生に預けました。
で、その後の開口一番、「やはりステロイドの副作用の可能性が高いです」とのことでした。
以下、先生の話を要約すると・・
・一般的には知られていないけれど、ステロイドの副作用で筋炎のような症状を発症することがある。
・筋炎とは、簡単に言うと筋肉が萎縮・凝り固まった状態。
・ディオの状態はステロイドの長期服用による医原性クッシング症候群のようなもの。
・クッシング症候群とは、副腎皮質機能亢進症ともいい、副腎皮質ホルモン(ステロイド)が過剰に分泌されることで起こる病気。
・つまりステロイドの過剰により筋炎を発症したのではないか。
・先生の診た限り、症例は少ないがステロイドによる副作用で筋炎を発症したのはすべてイタグレだった。
・イタグレはステロイドに関係なく、老化で脚が曲がらないなどの症状が出やすいが、その場合は後ろ足から発症することがほとんど。
・しかし、ステロイドによる場合は、前足から発症する子ばかりだった。
・ひどい状態になると立っていることも出来なくなる。
・ステロイドを止めても足の動きが元に戻るのは難しい。さらにはステロイドを止めてもそのまま進行した例もあるが、現時点で一番良いのはやはりステロイドを止めてみること。
というわけで、
前回診て貰った時とほぼ同様の結論に達したのですが、ステロイドを減薬した際
ディオの全身が腫れる、という経験を2度もしたことがあるワタシとしては減薬はちょっと怖い。
前回もそのことを先生に伝えていたのですが、見て貰った方が早いだろうと、
今回は腫れが出た時の写真を見せることに。
はい、どーん。
顔、ぼこぼこ(T_T)
2日に1回飲ませていたステロイドを3日に1回に変更して、1ヵ月ほど経った後のこと。
顔から腫れが始まり、時間が経つにつれて全身にも拡がったのでステロイド注射をしてもらい
大体24時間ほどで元に戻りました。
これを見たら先生も納得して
「あー、これはひどいですね。確かにこんなに腫れたら怖いですよね」
と言ってくれました。
が、肥満細胞腫が原因だとすると全身が腫れるのはおかしい、とのこと。
全身性のガン(⁉)なら分かるけど、普通は肥満細胞腫だけが腫れるんじゃないかなぁ?と。
それはつまり、こんな風な腫れ方ってこと?
この時は突如ぼっこり腫れ、数時間で元に戻った
ということで、腫れの原因は肥満細胞腫ではなく何らかのアレルギーによるものかも。
で、ステロイドを減らすことで腫れるのが怖いならば、アレルギーに効く分子標的薬(アポキル)
があるので それを飲みながらステロイドを減らしたらどうかと勧められました。
それで腫れなかったら、ステロイドを3日に1回→4日に1回 と段階的に減らしていき、最終的に
止めてみるんだそうです。
で、ステロイドが減って、肥満細胞腫がまた大きくなったりしたら、その時は肥満細胞腫に効く
分子標的薬を飲んで対処していく・・
というやり方もありますよ、と提案されたので、その治療方針で進めることにしました!
ディオっち、今日からアポキル飲んで、ステロイドは減薬です。ドキドキ。
そして、松山まで通うのは大変なので、県内のかかりつけ医で分子標的薬を出して貰えるよう
今日はそのお願いと説明をしに行ってきました。
他院での治療方針を押し付ける⁉ような形になって、嫌がられないかちょっと心配でしたが・・
特に問題なく、進めて貰えることになりました。
今、2週間分のアポキルを貰っているので、その薬が無くなる前にかかりつけ医で一度
診てもらい、その後のアポキルはかかりつけ医で出して貰います。
松山の病院帰りに寄った海岸でお散歩
ステロイドを絶っても、良くなるかどうかは分からないけれど、
せめてこれ以上悪くならなかったらいいな。
それに、ステロイドで抑えられている肥満細胞腫が活発にならず、
このまま静かにしててくれますように。
ディオが13~14歳という事もあって、外科的処置(肥満細胞腫切除)は避け、
両方と上手くやりつつ、なるべく今と変わらない生活を最後の一日まで続けるのが目標です!
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- 2020/04/15(水) 20:39:00|
- ディオの肥満細胞腫
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コロナコロナで、インスタではお出掛け写真のアップも憚られるようになってきたので、
こっそり?こちらで先日のお花見散歩をアップ。
お花見をしたこの日は、まだ香川での感染者は1人だけ。
県内はのんびりムード。
でしたが、4月1日現在では2人に増え、加えて県外から避難して来ているのではと
思われる県外ナンバーの車が多くなってきており、じわじわと危機感をつのらせてます。
ということで、我が家は今週頭から自粛生活に入る予定。
ていっても、仕事とスーパーへは行かなならんけど。
さて、先日のモン卓家とのお散歩で、我が家、カートデビューしましたっ♪
少し前からドッグカートを色々と探していて、やっとこれなら、というのが見つかった。
エア●ギーとかピッ●ロカーネとか、良いものはたくさんあるんだけど、
なんせ我が家の予算は2万円以下。で、出来れば3頭乗れるほどの広さがあるものを
探していました。
で、とりあえず満足いくものが買えたので、早速 モン卓家をお誘いして試運転♪
ディオっち、最初は立ったままで少し落ち着き無さそうでしたが、あまり怖がる様子もなく
降りようとすることもなく、大人しくカート散歩を楽しめました!
これまでは、ディオが疲れてきたら、ワタシが抱っこやスリングに入れて歩いていたので
カートがあると何と楽なことか!
山散歩や階段のある場所では使えないから、どれくらい使うチャンスがあるか分からないけど
カートがあるとちょっと安心感があるね。
初のカート散歩の後は、別の公園でお花見散歩。
うちの近所はまだまだ蕾なのに、ここはキレイに咲いていました♪
待てないおじさんが。。
みんな可愛くて、満足満足♪
この日は15,000歩近く歩いて、春の一日を楽しみました。
また来年もみんなで桜が見れますように♪
- 2020/04/01(水) 15:38:25|
- お散歩行って来たで
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コーヒーサーバーを使い始めて1年ちょっと。
先日初めて、カップを置かずにコーヒーを抽出してしまい、カウンター一面に
コーヒーをぶちまけた飼い主です、こんにちは。
さて、前回の記事で、この冬 ディオの脚の調子がガクッと悪くなったと書いたのですが
それについてかかりつけ医では、サプリなどの対処法しか提示されていないため
今回 別の病院へセカンドオピニオンに行ってきました。
(以下、記憶が鮮明なうちに覚書。長くなるし、上手く書けずに伝わりにくいと
思うので、興味のある方だけどうぞ。。)
先日、イタ友のパスタ君から、整形外科とかリハビリに強いという先生の話を聞き、
是非その先生にディオを診て頂きたいと、パスタ君の紹介で松山の病院へ。
「えー、聞いてないよー」
まずはディオの状態を、丁寧に触診。
あちこち揉んだり、押したり、伸ばしたり、曲げたり・・
その中で、ディオが痛がっていたのが、首・肩の周辺や筋肉、股関節。
ワタシは肘が曲がらないことばかりに気をとられていたけれど、その原因も肩にあるかも と。
それを踏まえて、先生はすでにいくつか当たりをつけたよう。
さらに絞り込むために、レントゲン・血液検査をさせて下さい、とのこと。
もちろんお願いする。
レントゲンでは、関節の状態を確認。
もし状態が悪ければ関節炎の可能性ありでしたが、関節はとってもキレイでした!
ということで、関節炎の可能性は低め。
血液検査では、炎症反応があるか、その他もろもろ(←忘れた・汗)を確認。
異常値(高値)が出たのは、BUN・ALT・CK の3つ。
特に注目すべきなのが、CK 。これは神経や筋肉に関係するらしく、
この数値が高いという事は、ディオの脚が動きにくいのは筋膜炎?筋炎?の可能性がある。
それにしては、炎症マーカーのCRPの値は高くないので、矛盾しているけれど、
これはもしかしたらディオが肥満細胞腫(ガン)のためにずっと飲んでいるステロイドが
関係しているのかも。
ステロイドを服用していると、他に疾患が出た時にそれを隠してしまうのだそう。
(数値に表れない、ということかな?)
ステロイドはやっぱり副作用が色々と出るようで、長く飲み続けるのは良くないとのこと。
もちろんそれは承知のうえで、今は、必要最小限の量を飲ませて
肥満細胞腫をコントロール・共生している状態。
今の薬の量はホントにディオにピッタリで、肥満細胞腫はもう4年以上も大人しくしてるし
少し減薬したいと思って量を減らすと、途端に身体中に腫れが出たりして減らせないのだ。
それを先生に伝えると、
「ステロイドで肥満細胞腫がコントロール出来ているのは素晴らしいこと。
ぶっちゃけ足が動かなくなっても死なないけど、肥満細胞腫は放っておけば
確実に命にかかわるので、命を優先している治療といえます。
が、QOLを考えると、一旦ステロイドを止めて別のアプローチをするのも有りかと
思います」とのこと。
別のアプローチとは、
●ステロイドに代わる治療
(分子標的薬が効く場合あり・効くかどうかは腫瘍部分の遺伝子検査が必要)
●ステロイドを止めたことによって肥満細胞腫が再燃した場合、手術で取り除く
(そのための準備をしておく)
など。
先生は、ディオの四肢の状態が悪くなったのはステロイドが関係している可能性あり、
またはステロイドで隠された他の疾患の可能性ありと考えてるようで、
飲まなくて済むように より副作用の少ない分子標的薬を試したり、
手術で完全に取り除くのが良いのではないかとのこと。
と言っても、すぐには決められないし、現在の治療方針をガラッと変えてしまうことに
なるので、かかりつけ医と連携を取りながら進める方が良いでしょうと言われました。
ということで、肥満細胞腫へのアプローチは一旦置いといて、ディオの脚については、
マッサージの指導を受けてきました。
結構グイグイ関節を回したり、曲げたり伸ばしたりして少し痛みを伴うと思うので、
最初の2週間は痛み止めを飲みながら、1日3回以上筋肉や関節を
ほぐして、次の2週間は痛み止め無しで同じようにマッサージを行って
変化(関節の可動域が広がったか、痛みが出てないか)などを観察します。
お散歩は普通に行ってOK。
散歩の前にマッサージを行って筋肉をほぐしておくとより効果的。
マッサージの際には、まず筋肉を温めること。(病院でも あずきのチカラを使ってた!)
そして1ヵ月後の4月14日に東京から整形外科の先生が来てくれるので
その時に再診の予約も取ってもらいました。
ディオの脚が若い頃と同じように動くようになる、とまでは思ってませんが、
これ以上の悪化は防げるような気がモリモリしてきたので、セカンドオピニオンに
行ってみて良かった!
そのためには、日々のマッサージ、出来る限り頑張らなくっちゃ!
- 2020/03/18(水) 14:40:00|
- ボク達の身体のこと
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今日は4年に一度の2月29日。
おかげで、ディオのうちの子記念日月間に間に合いました!
早いね~。
ディオはますます可愛いし、素直で良い子だし、愛しさ爆発してます。
2020.2.24. 枝垂れ梅と
ディオ、数年前から前足の肘が曲がりにくくなってきていて、
それでも普通にお散歩は出来るし、痛みもなさそうだったので
サプリやたまに関節に効く注射なんてのをしながら過ごしてきたんですが、
この冬、脚の調子がガクッと悪くなりました。
前足だけではなく後ろ脚も硬くなってきて、肘も膝も伸ばしたまま
ちょこちょこと歩くことしか出来なくなりました。
なので、長距離を歩くのが難しくなり、歩いては抱っこorスリング、
しばらくしたらまた少し歩く、というお散歩をしてます。
食欲ありあり 体調は良いんだよ
かかりつけ医からは、老化で腱が硬くなってきている状態で、
元通りに治すのは難しいと言われてますが、
とりあえず、普段は痛みもなく、気分が乗れば走ったりもするのでヨシとしてます。
そうそう、最近気になったのがディオの年齢。
ディオが保護されたのが2007年11月。
保護主さんによると、その時に約9か月と言われたので、うちの子記念日にあたる
2008年2月2日を1歳の誕生日としたのですが、もしかしてディオってもうちょっと
歳を取ってるんじゃ?
生後約5カ月ですべての歯が生え変わったとして、その後 たった半年ほどで
あんなに歯に歯石が付着するものなの?
もしかしてもう少し歳取ってる??
保護時の生後9か月という情報も、繁殖業者の自己申告?のようだし、
信用していいものか?
しばらくそんなことを考えてましたが、まぁどっちにしてもディオが可愛いことに
変わりないですよねっ♪
ディオっち、まだまだ元気で一緒に楽しく過ごそうね!
- 2020/02/29(土) 17:34:27|
- 季節のカード
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